私たちの始まり

私たちはたこ焼き屋がルーツです。
たこ焼きを焼き続ける間に様々な方からの励ましやお叱りも受けました。
一番の嬉しさは、小さいお子さんが小さな手にお金を握りしめて、たこ焼きを頂戴と駆け足で来ていただいたことがなりよりの嬉しさであり、もっと、もっと、もっとこのたこ焼きの味に満足しないで美味しいたこ焼きを作ろうと新たな励みが湧き上がりました。今でも多くの小さなお客様の顔が目に浮かび微笑みが浮かびます。

そのたこ焼き作りのなかで、私たち店の立地が新宿と云う場所柄もあり海外のお客様も多数ご来店いただきました、フランスから来日された方でたこ焼き屋が珍しく、これは何だと立寄られオクトパス、octopusとつい英語(仏語:pieuvre)で話しかけると珍しく一度買って食べるかと、お買い求めいただいたことや、また今のビジネスにつながったイスラム圏の方々です。特に東南アジアの方々で日本に暮らすお客様です。
はじめは何を売ってるお店かと横目で見て通られる感じでしたが、目が合い挨拶をする度にある日止まっていただき始めてお買い求めいただきお話しする機会を得たのが始まりです。
回を重ねる度に親しくなりイスラム教では戒律があり豚肉は食べられない(参考1)でしょう。
彼らは少し日本語が分かるので、タコはインドネシアでは食べるので大丈夫かなと思ったそうです。後で分かったのですが中東や北アフリカのイスラム圏ではタコもデビルフィッシュ(参考2)とされた食べないそうです、故に日本が輸入される大半は北アフリカのモロッコやモリタニア産で私たちが使用していたタコもモロッコ産でした。
話が少しそれましたが、大丈夫かなと半信半疑でお買い求め下さったみたいです。
東南アジアのお客様と話す内に、ハラル食というイスラム教でタブーとされている原材料を一切(イスラム教は厳格です)使用していない食品をハラル認証食品と言いイスラム圏の方々はこのハラル認証マークを見て良し、駄目と判断して買って食べると聞いて改めてイスラム教の一部を知った思いがしました。
なら日本食はイスラム圏の方々にはピッタリではないかと、またたこ焼きもタコが駄目な方々にも違う食材で代用して安心で美味しく食べていただけるたこ焼きを作りイスラム圏の方々に食べていただこう、また日本の方々だけでなく、イスラム圏でも油をよく使用するのでダイエットに相当関心が高まるとお聞きし、ならノンフライでまずたこ焼きを作ろうと試行錯誤してだどり付いたのが"たこ焼き様食品"です。
このたこ焼き様食品で実用新案特許を出願して2013年07月24/日に実用新案特許が正式登録(実案3185330号)されました。
この登録を記して日本食を広くイスラム圏の方々に美味しく食べていただきたいと株式会社coreyaを設立して邁進しております。

(参考1)
イスラムの世界では豚肉を直接口にすることが許されないどころか、豚の成分を少しでも含んだ食品はタブーです。

また、他の説では宗教的な教えができる前から、人々は豚を食べなかったと推測します。イスラム教が普及しているのは中東、北アフリカ、中央アジアなど、土地が乾燥した地域です。これらの地域では牧草は育っても、穀物は育ちにくいものです。そこで人々は、牧草を食べる牛や羊は容認し、穀物を食べてしまう豚を嫌ったということです。
結局、豚は衛生的な理由で避けられたという説もあります。豚肉は腐敗し、伝染病の原因になりやすいものです。何しろ、冷蔵庫などない昔のことです。そこで、豚肉を避ける教えができたという議論です。
(出典:http://www.geocities.jp/hiro102570/magazine/012middleeastchapter.htm)

(参考2)
タコを食べない国は中東とイスラエルです。
この地域は、敬虔なイスラム教徒とユダヤ教徒が住んでおり、モーセ五書の中にある"レビ記11章"と"申命記14章"に食べ物に関する掟書きが記されています。
それによると水中に住む生き物のうち、食べてもよいのが鱗とヒレのあるもの、それ以外は"食べてはいけない"と書かれています。
同様な理由で、イカ・海老・カニ・貝類も食べないそうです。





Copyright(C) 2013 coreya.inc. All rights reserved.